一戸建て住宅の不動産購入で土地は消費税が課税されない

一戸建て住宅の不動産購入で土地は消費税が課税されない

一戸建て住宅は予算を計画的に策定しないと、オーバーになりがちです。
理想の間取りや設備、外装や内装などにどれだけこだわりを反映させるかで大きくコストは異なってくるので、もちろん厳密に目をむけているはずです。
これらのコストは努力や妥協で少なく出来る余地がありますが、租税コストはそうはいきません。
家を作る際には労務費や原材料費、各種設備など数多のモノから構成されますが、それらほとんどすべてに消費税が負荷されています。
不動産会社に支払う仲介手数料にも課税されているので、税務コストのなかでも高い比率を占めているのはたしかです。
もちろん建物本体施工費用やエクステリアなどの付帯工事も同様です。
ただし同じ不動産でも土地については、消費税の課税対象とはされていません。
それというのも、不動産のなかでも土地は消費する概念があてはまらず、長期間にわたって安定した価値を保持し続けると考えられるからです。
意外なことですが、土地は非課税の財産とされています。

不動産に関わる仲介手数料の上限金額の考え方

不動産の売買では、仲介手数料というものが必要です。
不動産の取引では、紹介をしてもらって当該不動産の所有者を見つけるのが一般的だからです。
ただ、こういった紹介をしてもらうためにはそれ専用の仲介業者というところに相談をしなくてはいけません。
そして、こういった仲介業者と契約を行って実際に取引が成立すると、その成果報酬として仲介手数料を支払う必要があります。
問題なのが、この仲介手数料の金額です。
仲介手数料は、法律的な上限金額が存在します。
不動産価格の3％を上限として6万円をプラスして消費税をかけた金額です。
注意をしなくてはならないのが、物件や土地の価格を基準としたものであるため、これらの金額が大きくなると自然と求められる手数料も大きくなります。
仲介業者側も、なるべく大きな利益を得ようとするのでこれに近い金額を求めます。
あくまでも、これは限界値であるため話し合いを行えばそれよりも小さなコストに抑えることもできるため知っておかなくてはいけません。